進化する医療用ユニフォーム

>

医療用ユニフォームと白衣について

医療用ユニフォームの歴史

西洋医学において医療用の着衣と言えば黒でした。なぜ黒だったかというと、近代以前は教会が医療を担うことが多く、修道服や礼服は黒が基調であったためと言われています。
しかし、服が黒いと汚れが目立たなくて困るのでは、疑問に感じた方もいるかもしれません。
当時は衛生学が存在せず、汚れに対しても無頓着でした。服についた汚れや膿が多いほどベテランの医師である証とされていたという話も残っているくらいです。
そういった風潮に変化が現れるのは、クリミアの白衣の天使と呼ばれたフローレンス・ナイチンゲール(1820-1910)の登場を待たなければなりません。
彼女は統計学に基づき、衛生環境の良し悪しが患者に与える影響を客観的なデータとして示し、医療現場の改革に大きく寄与したのです。

医療用ユニフォームのとしての白衣の登場

ナイチンゲールは統計学に基づき、衛生環境の良し悪しが患者に与える影響を客観的なデータとして示し、医療現場の改革に大きく寄与しました。
医療用のユニフォームを白衣に統一することも改革の一つとして行われ、これに伴い衛生環境や衛生観念の改善に貢献したと言われています。
白衣を医療用のユニフォームとする流れは今に至るまで続いていますが、素材においてはコットンだけでなく手入れのしやすいポリエステルなどの化学繊維も使われるようになりました。
また、パンツルックタイプの医療用ユニフォームも登場し、動きやすい形状の衣服も増えてきているようです。
手術衣に関しては機能的な観点から青や緑系統の色が使われるようになり、現在でも医療用のユニフォームは日進月歩の進化が続いていると言えるでしょう。


TOPへ戻る